活動報告 report

広域消防本部の新通信指令室を見学しました。

松本広域消防局は松本市・安曇野市・塩尻市の3市および、麻績村・筑北村・生坂村・山形村・朝日村の5村で構成されています。 市内渚の消防本部において平成26年より稼働していた通信指令システムですが、10年以上が経過し、現在のデジタルネットワーク時代に適合した指令環境整備が求められていました。1月末に運用が開始された新指令システムは、大型表示板を中心にレイアウトされ通報受付⇒災害地点決定⇒災害種別決定⇒出動隊編成⇒出動命令⇒車両管理⇒現場支援情報へと、市民の大切な生命と財産を守るため様々な119番通報に対応をしています。通報者のスマホと連携した映像の確認や、AIを活用した様々なデーター収集と分析で、状況把握と対応の強化が可能となりました。

広域消防局管内で、昨年は救急車の搬送が2万人を超え最多となったそうです。全体の3分の2は65歳以上の高齢者が占めており、高齢化の進展を反映した形となりました。

私たちはいつ火災や地震、事故、急病に襲われるか分かりません。そのような時に消防局の皆さんへは、1分1秒でも早く現場へ駆けつけていただき、的確な対応を求めてしまいます。しかし、日々のご苦労に感謝するとともにまずは市民が出来ること、「火の用心」、「交通安全」、「健康第一」に一層心がけていきたいと感じました。

太田正徳の広報誌
「わだ市議プレス」

  • 和田市議プレス2024年12月 Vol.3
  • 和田市議プレス2024年5月 Vol.2
  • 和田市議プレス2023年12月 Vol.1