活動報告 report

姉妹都市の藤沢市を訪ねました。

本市は国内では神奈川県藤沢市、岐阜県高山市、兵庫県姫路市と、海外ではアメリカ合衆国ユタ州ソルトレークシティ、ネパール連邦民主共和国カトマンズ市、スイス連邦ベルン州グリンデルワルト村とそれぞれ姉妹都市として提携を結び、幅広く交流が深められています。8月7日・8日の2日間訪問した藤沢市とは交流の歴史も古く、昭和35年に始まった海のない松本市と山に憧れる藤沢市の市民が、お互いのまち(観光地)を訪問して交流を図る「海と山との市民交歓会」がきっかけとなり姉妹都市提携しました。相模湾に面した湘南エリアの中心地であり、江の島でおなじみの海のまちとして、また横浜や東京のベッドタウンとして人口44万人を数えます。優れた海岸とサーフィンのメッカでもあり「東洋のマイアミビーチ」とも呼ばれ、観光をはじめ工業都市としても目覚ましく発展しています。

藤沢市議会の皆様との交流事業で見学させていただいた市庁舎は、東日本大震災で亀裂が入るなど被害を受けたため建設計画を早め、7年前に供用が開始されました。建設の基本方針を「人・環境にやさしい 市民に親しまれる庁舎」とし、①機能的・効率的な庁舎、②市民に親しまれる庁舎、③安全・安心を支える庁舎、④人にやさしい庁舎、⑤環境にやさしい庁舎の5つを柱に整備されています。市民ロビーや気軽に利用できる会議室、若者が立ち寄れるスペースや展望台が用意され、免震構造、非常用電源設備など安心安全に配慮がされており、近代的であるとともに随所にゆとりと親しみを感じました。

議場で開かれた市庁舎建設の研修と意見交換会

本市と藤沢市は人口や財政規模も違いますが、将来に亘り市民が誇れる庁舎建設を一日も急がなければならないと思うとともに、市民に身近な市役所とはどのような施設なのか、大変参考になる視察交流となりました。

太田正徳の広報誌
「わだ市議プレス」

  • 和田市議プレス2025年6月 Vol.4
  • 和田市議プレス2024年12月 Vol.3
  • 和田市議プレス2024年5月 Vol.2
  • 和田市議プレス2023年12月 Vol.1