芝っ子の夏休み

今年の夏も記録的な猛暑が続いていますが、松本市内の小中学校では児童生徒待望の夏休みに入りました。
河西部の芝沢小学校は和田地区と新村地区の児童が通いますが、和田公民館では「芝っ子夏休み」と題して恒例の宿題会が開かれました。夏休みは子供たちにとって楽しい毎日ですが、忘れてはいけないのが宿題帳です。私も子供の頃は毎日プールや外遊びばかりしていて、宿題帳はお盆を過ぎから慌てて開いた覚えがあります。毎年決まり良い日を送る計画を立てるのですが、その通りに過ごした日はとうとうありませんでした。
去る7月30日、和田の子ども達も夏休みに入って一週間近く経ち、そろそろ友達の顔も見たい頃だったと思います。公民館には1年生から6年生まで30人を超える申込者が揃い、宿題帳の問題に取り組みました。50ページほどある問題集も半分以上終わらせた児童や白紙状態の子もいて様々でしたが、地区のボランティア活動の面々が先生代わりとなって、解けない問題を一緒に考えました。国語、算数、理科、社会、ローマ字の練習など、小学校で学ぶ今の学習状況が分かりました。高綱中学校の3年生2人もOBとしてボランティア参加してくれとても嬉しく思いました。勉強の後はJA和田支所女性部の皆さんが用意して下さった、和田地区で採れた夏野菜カレーと特産のスイカが振舞われ、お替りをする児童もいて楽しい宿題会でした。夏休み中には他に七夕飾り作りや人形劇の鑑賞会が計画されています。以前の様にプール遊びは叶いませんが、児童たちにはそれぞれ思い出深い夏休みを送ってもらいたいものです。

