地区の避難所運営委員会・避難所訓練に参加しました。

大きな災害が発生した場合には、地域で指定された避難所での生活を余儀なくされることとなります。去る28日、令和7年度の和田地区2回目の訓練が芝沢体育館で開かれ、各町会の防災部長はじめ関係役員約30名が会して避難所の開設から運営までを学びました。

今年度松本市が改定した「避難所アクションカード」に基づき、活動内容を「総務・情報収集班」、「避難者・施設管理班」、「給食・物資班」、「救護・衛生班」と大きく4つの班に振り分け、避難所のパニック防止と最初の取組みについて確認をしました。普段は大きな災害をあまり意識しない地域ですが、地震などひとたび大規模な災害が発生すると、膨大な数の被災者が生まれます。平時に小中学校や体育館などで使用されている施設を、直ちに避難所として利用することは容易ではありません。発災直後は人的な支援やいわゆる公助も期待できない中で、避難された方々が助け合う共助の心を持って、開設から運営にあたらなければならないと思います。避難者が健康を維持し、尊厳のある生活が送れるような避難所の環境作りが重要であり、一部の方に負担が偏らないような体制を地域全体で構築しなければならず、繰り返しの訓練が必要だと感じました。町会単位で行う防災訓練への積極的な参加をお願いします。





