境町会に伝わる涅槃図を鑑賞しました。

和田地区の境町会にある西善寺では、毎年春彼岸に「涅槃図」の一般公開が行われます。
明治初期の廃仏毀釈の嵐のなか、市内の名刹念来寺から仏像とともに移されて以降、地域住民の皆さんが大切に守ってきた涅槃図は縦4.4m、横5.1mの大作です。お釈迦様が入滅した様子を描いたもので、江戸時代の中期に松本藩狩野派の絵師が手掛け、太陽と月の「日月2星」が描かれた全国的に珍しい構図の作品となっています。市立博物館で3月3日まで開催された特別展「春を待つ涅槃図」でも展示をされており、多くの方がご覧になったことと思います。お釈迦様の入滅を悲しむ人々の表情や、それを囲む様々な動物も生きいきと丁寧に描かれています。
松本市そして地域の宝である「西善寺涅槃図」、春彼岸の折に是非ともご覧ください。
