活動報告 report

三九郎に願いを込めました。

正月飾りも下ろされ新年が本格的に動き出していますが、三連休となった11・12日には市内各地で伝統行事の三九郎が行われ、今年一年の無病息災を願いました。和田地区では点火も夕刻から午後へ変更となり、以前に比べやや小ぶりとなったもののPTAの皆さんの手で組まれたやぐらに火が放たれると、松飾りやだるまが勢いよく火柱となり、歓声のなか見守る子供たちの願いを天高く舞い上がらせてくれました。消防団員が警戒に当たり火が徐々に収まってくると、柳の枝の先につけた色とりどりの繭玉を火にかざして頬張っていました。

和田町町会には子供の小正月行事「鳥追い(お日待ち)」も伝統的に伝わっています。農作物に被害をもたらす鳥を追い払う意味があるといい、リヤカーに乗せた太鼓で拍子を取り、「今日は誰の鳥追いだ~、ホンガラホイ、ホンガラホイ」と歌いながら町内を練り歩きました。希望のあった家々に「福の神舞い込め!」と元気よく福を招き、お駄賃をいただいていました。三九郎、お日待ちはコロナ禍で休止を余儀なくされた時期もありましたが、昨年から復活をしています。

また町内の辻では道祖神祭りも行われ、町内の無事を皆で祈りしました。地域の伝統行事は大切に後世へ伝えて行きたいものです。

太田正徳の広報誌
「わだ市議プレス」

  • 和田市議プレス2024年12月 Vol.3
  • 和田市議プレス2024年5月 Vol.2
  • 和田市議プレス2023年12月 Vol.1