活動報告 report

村井駅の東西自由通路が供用開始となりました。

JR村井駅にかねてより計画されていた東西自由通路が、10月26日土曜日正午より利用できるるようになりました。市議会建設環境委員会副委員長として、臥雲市長、上條議長とともにオープニングセレモニーへ出席させていただきました。

村井駅は明治35年(1902年)12月に国鉄の篠ノ井線塩尻-松本間が開通の際に設置された歴史ある駅で、松本市南部発展の大きな拠点となっています。周辺には多くの住宅や事業所、松本短期大学・田川高校・松本国際高校・中学といった学校や商業施設・病院もあり、一日の乗降客が2,000人を超えており市内では松本駅に次ぐ利用者の多い駅となっています。

線路の東西に宅地が広がっていますが、西側には改札口がなく利用者は大きく迂回する必要があったため、地元ほか多くの市民から東西自由通路の設置が求められていました。

外構工事が進行中のJR村井駅(東口)

市ではJRとの協力により、令和3年の着工からおよそ3年で駅舎の新築、東西自由通路及び待合室と学習スペースが完成し利用できるようになったものです。橋上の3階には新駅舎が完成していますが、利用できるようになった通路の延長は約70メートル、トイレとエレベーターも東西に設置されています。さらに東口1階には待合室、2階には若者の居場所として33席の快適な学習スペースも整備され、市民も予約図書の受け取りや返却が可能な図書館サービスポイントとして活用が見込まれています。

席数33の東口2階学習スペース

今後は東西の交通広場と駐輪場、駅に通じるアクセス道路整備が進められ、事業の最終的な完成は令和8年度末に予定されています。整備が進み人口増加が増えている村井駅周辺の発展が期待されます。

正午より大勢の利用がありました

明治35年 開業当時の村井駅

太田正徳の広報誌
「わだ市議プレス」

  • 和田市議プレス2023年12月 Vol.1