建設環境委員会の管内視察が行われました。
去る5月31日、市議会議員となって初仕事といえる管内の視察に参加しました。
総務委員会・厚生委員会・経済文教委員会・建設環境委員会と4つある市議会常任委員会ですが、初年度は7名で構成される建設環境委員会の担当となり、所管する上下水道局・環境エネルギー部・建設部・交通部の各現場状況を確認させていただきました。順に自転車振興、中山霊園整備、JR村井駅の整備、中部縦貫道建設、狸平トンネル工事、奈川度改良、国道19号拡幅、宮淵浄化センター、エコトピア山田と、一日では見きれないほど大変忙しい行程でしたが、それぞれ事業の進捗状況が理解できました。見たもの、聞いたものを今後の委員会活動に活かしてまいります。
写真は県が主体となって進めている狸平トンネルの掘削現場です。国道158号線は安曇支所を過ぎると狭くなり、以西は交通の難所となっています。稲核ダム手前の約1.5kmを改良し、内1,060mが新トンネルとして1日4メートルのスピードで掘削中とのことで、ダム側より松本市内方面へ約300m掘削が進んでおりました。令和6年7月頃の貫通を予定しており、稲核ダムの手前の橋も架け替えられて令和8年度中には供用開始が見込まれています。上高地・乗鞍、高山から北陸方面を結ぶ主要幹線道路であり、物流や観光、災害時対応など上部の奈川渡改良とも併せ、早期の開通が待たれるところです。