新陸上競技場の起工式が行われました。
令和10年に長野県で開催される国民スポーツ大会(国スポ)・全国障害者スポーツ大会(全障スポ)に向け、2月17日に松本平広域公園陸上競技場の起工式が行われました。旧陸上競技場の跡地に、令和7年度の完成を目指します。
昭和53年に開かれた「やまびこ国体」時に造られた旧競技場は、老朽化も目立ち全障スポに対応するため、バリアフリー化も必要となり全面建て替えとなりました。
トラックは周囲から5メートル掘り下げられた位置に設けられ、サイドスタンドも含めた収容人員は1万5千人。観客と選手が近い距離となるように設計されており、公園利用者からも競技の様子が見られる工夫がされています。
式典で阿部守一知事は、「大会のレガシー(遺産)として末永く愛される施設となるよう事業に取り組みたい」と挨拶しました。新競技場では、総合開閉会式と陸上競技が実施される予定です。完成後はプレ大会も企画され、テニスコートなど周辺も整備されますので、今後が楽しみです。