昨年に引き続き、松本市議会建設環境委員を拝命していますが、7月24日より令和６年度の行政視察が行われます。

今後のまちづくりの参考にするために、先進的な取組みを実践している自治体へ担当委員が直接訪問をして、本市が直面をしているいくつかのテーマに沿った改善への事例説明を受けるものです。昨年は地方都市における公共交通計画が主たるテーマで、松本市の公設民営体制構築に理解を深めることが出来ました。

今年度は東京都内のベンチャー企業様で「小規模分散型水循環システムについて」、25日は福島県浪江町において「水素エネルギーの利活用について」、最終日の26日は宮城県庁にて「宮城県上工下水一体官民連携運営事業」と、仙台市の「AIや機械学習を使った管路更新最適化サービスについて」を3日間で勉強してまいります。「水」と「新エネルギー」という、私達の暮らしに重要なテーマとなっています。学んだことを活動報告にまとめたいと思います。

行政の取り組みは同じ国の同じ制度の下で進められていますが、地域や担当者の着眼点によりその予算や達成度に大きな開きが見られます。コロナ禍も落ち着きを見せたことから、松本市へもそれぞれの分野で「先進地」として、全国各地から自治体関係者が視察にお越しいただいています。暮らしやすいまちづくりのお手本になれたら良いなと思います。